Industria Argentina
アルゼンチンに住む日本語が話せる人のブログ。 こちらのニュース紹介+コメントという形でこの国を日本の方に紹介していく予定です。


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Author:Juan Perez
アルゼンチンに住む日本語が話せる人。
ちなみに名前(Juan Perez)は日本で言う「山田太郎」のようなものです。てきとう。



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アサード・その1
24日の日曜日に県人会の集まりにてアサードの手伝いをしましたので少し書いてみようと思います。

アルゼンチン料理と言えば真っ先に思い浮かぶのがAsado(アサード)。
Asarと言う言葉は「焼く、あぶる」で、Asadoは「焼いた、焼かれた」という意味です。
平たく言えば焼き肉料理というわけです。

この料理はGaucho(ガウチョ)料理と言われています。
ガウチョというのは農場で牛の世話等をする、アメリカで言うところのカウボーイです。
なので、アサードを作るのは男の役目です。

さて、アサードには食材がは沢山あります。
今回のメニューは:
1)Chinchulín(チンチュリーン) - 牛の小腸
2)Riñón(リニョーン) - 牛の肝臓
3)Chorizo(チョリーソ) - 豚肉ソーセージ?
4)Morcilla(モルシィージャ) - 血入りソーセージ?
5)Pollo(ポージョ) - 鶏肉
6)Vacío(バシーオ) - 牛のあばら下の肉
7)Tira de Asado(ティーラ・デ・アサード)牛のあばら骨つき肉
でした。
*ハテナマーク(?)があるのは良い訳が見つからなかったものです。

2006-09-28ChinRin.jpg

左がチンチュリーン。右がリニョーン

2006-09-28Chorizo.jpg

チョリーソ

2006-09-28Morcilla.jpg

モルシージャ

2006-09-28Tira.jpg

主役のティラ・デ・アサード。そのまま「アサード」とも呼ばれることもあります。

1〜4番はAchura(アチューラ)と呼ばれ、基本的には牛や豚の内蔵で作られるものです。
こういったものの多くはスペイン料理であり、南米に渡ってきた移民によって持ち込まれました。
見てみると「気持ち悪い」と思える食材もありますが、チンチュリーンやチョリーソ等は意外と食べやすいので、機会があれば是非食べてみてください。

弱火で時間をかけてじっくり焼くというのが美味しいアサードの作り方のコツです。
2006-09-28Brasa.jpg

こういうふうに、火がつかないように炭火を調節します。
基本的に3−4時間かけて焼きます。

もちろん、食材によって焼ける時間が違いますので、順番を間違えてはいけません。
牛肉、鶏肉、チョリーソ、チンチュリーン、リニョーン。そして最後にモルシージャを焼きます。
2006-09-28Parilla0.jpg

最初に肉類を焼く

2006-09-28Parilla1.jpg

ほとんどの食材がそろいました。
あとは気長に待つだけです。

モルシージャは生でも食べれますが、くせのある味です。
逆にチョリーソの生焼きは食あたりをおこす危険があるので、絶対に食べてはいけません。

アチューラが前菜となり、肉類がメインディッシュです。
もちろん、サラダも不可欠です。
普通は好みのものを選んで食べるのですが、こちらでは全部食べる人も珍しくないです。
自分の場合はチンチュリーンにチョリーソ少々、バシーオを一切れ、そしてティーラ・デ・アサードは食えるだけというふうに食べています。

上に書いたとおり、まだまだ他にも食材がありますので機会があればまた紹介していこうと思います。


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テーマ:アルゼンチン - ジャンル:海外情報

世界一のアルゼンチン人
本業が忙しくなってきた上に風邪をこじらせて2,3日寝込んでしまいました。
まだ本調子ではないのですが、そろそろ更新しないといけないと思って書いてみました。
今回は先週書く予定だったちょっと古いニュースを。

これは魔法だ!

「私は魔法使いでもなく、占い師でもない。
私はメンタル・イリュージョニストだ」
マジック世界大会のメンタリズム部門を制覇した24歳のアルゼンチン人、Juan Ordeix氏の言葉です。

この魔術大会は1948年から3年ごとに開催されている。
今年はスウェーデンの首都、ストックホルムで行われ、3千人の魔術師が集まった。

Ordeix氏は2005年の12月にアルゼンチン大会を優勝し、2月にはコロンビア、ボゴタでラテン・アメリカ・チャンピオンとなり、今回の世界大会出場の権利を勝ち取った。

さて、肝心の競技に関しては以下のとおり:
彼は舞台に上がり、審判の一人に閉じた封筒を渡した。
完璧な英語で他の審判に「外食時にお金を幾ら使うか」と質問。審判は「65ドル」と答えた。
次に「50ドル札、10ドル札、5ドル札のうちどれを選ぶか」と訊いた。「50ドル」の答えに、さらにお札の番号の最後の3つの数字を選ばせた。
そして最後に好きなトランプカードと日付を選ばせた。
封筒を開けた時、中には65ドル、このうち番号の最後の三桁が審判の選んだと同じ50ドル札が入っていた。
さらに、同封されていたトランプのカードと紙に印刷された日付も審判が選んだものと同じだった。

「これは魔法だ!」
と審判たちがこの、それまでは完全に無名だったアルゼンチン人を称えた。
数日後、世界最大の魔術師David Copperfield氏が彼のトリックを買いたいと言ったらしい。


本当に凄いとしか言いようが無いトリックです。
審判たちの「これは魔法だ!」が全てをあらわしていると思います。

日本ではイリュージョニストと言えばプリンセス・テンコーの派手な脱出劇が有名ですが、
こういった言葉と小道具だけで行う「イリュージョン」も深いですね。

さて、数日後の新聞紙のマンガでは、「…お次は500ペソの稼ぎで一月を生き延びている世界一の魔術師!」という一コマがありました。
言うまでも無く、これはアルゼンチンでは実力はあるのに活躍の場を与えてもらえない人が多いことに対するブラック・ジョークだ。
残念ながら汚職やコネが実力よりモノを言う国の現実であるわけです。

Ordeix氏は米国やヨーロッパの国々からオファーが沢山あるらしいです。
なので海外でドンドン活躍して、大道具が無くとも観客を大いに驚かせる「イリュージョン」があることを世界中に見せてほしいです。
さらにマジック・ブームを巻き起こしてくれれば言うこと無しですね。


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