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サッカーと雪 |
先ずはサッカーのことを少し…
コパ・アメリカの方はブラジル、ウルグアイ、メキシコ、アルゼンチンが大量点差で準決勝へ進みました。 そして数時間前、ブラジルがウルグアイをペナルティ・キックで下し、苦労の末の決勝進出となりました。
アルゼンチンは明日メキシコに勝てば永遠のライバルのブラジルとアメリカ王者の座を争うことになるわけです。 漫画みたいな展開になってきましたが、その前のメキシコも油断の出来ないチームなのでまだまだ分かりません。
U-20ワールドカップはグループリーグの予選が終わり、日本・アルゼンチンはそれぞれグループ1位で通過しました。 日本の次の相手はチェコ。 その後はスペインかブラジルが待ち受けていますので一気に難しくなってきます。 是非、勝ち進んで世界を驚かせてほしいものです。
アルゼンチンはポーランドとの対戦です。 勝ち進めば次の相手がメキシコの可能性がありますので、U-20大会でも対戦する形になるかもしれません。 さらに想像を飛躍させると、両大会の決勝戦がアルゼンチン対ブラジルとなってしまう可能性もあります。 この形も面白そうなのですが、やっぱり日本も勝ち進んでほしいですね。
さて、今回の一番のニュースは月曜日の祝日(独立記念日)に起きた衝撃的な事件です。
なんと、ブエノス・アイレス州で雪が降ったのです!
新聞紙によると実に89年ぶりの出来事であり、テレビやラジオでもこのニュースで賑わっていました。 ブエノスアイレス市では雨と一緒に降るみぞれが長く、雪は少しの間でしたので、残念ながら積もるまでには至らなかったのですが、少し離れた場所ではほんの少し積もったそうです。 初めて雪を見る人も多いので、大人も子供にまじって、小さい雪だるまを作ったりと街はお祭り騒ぎでした。
TVの街頭インタビューで 「世間では地球温暖化と騒がれていますが、今日のはどうなんでしょうね」 と言われた人の答えた 「いやあ、この国では温暖化すらうまく行かないようですね」 には笑わせてもらいました
政治の不正や犯罪のニュースには毎度辟易しましが、こういう事件は大歓迎です これからまだ数日間は寒い日が続くようですが、雪が見れたことを思えば、文句を言うのは罰当たりですね(笑)
さて、次も多分サッカー関連の更新になると思いますので、アルゼンチンと日本が勝ち進んでいることを願いたいです
それでは、また
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コパ・アメリカとU-20ワールドカップ |
今回もまたスポーツです。 現在アルゼンチン代表が参加しているサッカー大会が二つあります。 26日からは、全米一位を決めるコパ・アメリカ。そして30日からはカナダでU-20(20歳以下)のワールドカップです。
コパ・アメリカに挑むアルゼンチン代表の初戦の相手はアメリカ合衆国でした。 ある程度の実力はあるが、アルゼンチンにはかなわないだろうとの予想がされていました。 ところが、前半8分でいきなり米国のペナルティ・キックからのゴールが決まりました。数分後にアルゼンチンのゴールが決まり、一安心するも決定打の無いまま前半終了。後半に入り、カンビアッソがアイマールと交代してからは、チームのスピードが一転し、Goleada(ゴレアーダ。大量得点)が始まり、4-1で終わりました。
そして、U-20代表は対戦相手のチェコを終始上回っていたのですが、0−0で終わってしまいました。試合前から難しい相手だろうと言われていたのですが、少し期待はずれでした。試合終了後、チェコ選手達は勝利したかのように喜んでいました
アルゼンチン両代表の初戦は大体予想通りと言えますが、ブラジルが驚かせてくれました。 コパ・アメリカではなんと、メキシコ相手に2-0で敗北。 今回のブラジル代表は、ロナウジーニョ、アドリアーノ、ロナウド等のスター選手が参加しないこともあり、大会前から暗い雰囲気が漂っていましたが、それでもブラジルの敗北は衝撃的でした。 次の対戦相手のチリには3−0で勝利しましたが、最初のゴールはペナルティ・キック。さらに最後の最後でようやくブラジルらしいゴールを連発したのですが、いつものブラジルとは程遠いサッカーです。
ブラジルのU-20チームは今大会の優勝候補とまで言われていたのですが、ポーランド相手に1-0で負けてしまいました。 しかも、前半30分あたりでポーランド選手の一人がイエローカード2枚によって退場させられていたので、試合の半分以上を11対10で戦ったことになります。 ブラジルの攻撃が浅く、ゴールまで結びつけることが出来ない試合でした。 試合後、ポーランド選手達はまるで大会を制覇したかのような喜びようでした
昨日の月曜日、コパ・アメリカのアルゼンチン代表の二戦目がありました。 対戦相手はコロンビア。94年のワールドカップ予選で5−0で負けた相手です。しかも、その時の監督がAlfio Basile、今大会と同じ監督です。 嫌な記憶が残る試合ですが、今大会のコロンビアはパラグアイ相手に5−0で敗北していることもあり、状況がかなり違います。 さて、試合のほうは10分あたりでコロンビアのゴールが炸裂。アルゼンチンでは誰もがあの嫌な記憶を思い出したことと思います。ですが9分後、メッシがペナルティ・キックをもぎ取り、クレスポが同点のゴールを決めるも、蹴った瞬間に負傷してしまいました。 その後、危ない場面もありましたが、4−2で終了。 全試合の4ゴールに続き、アルゼンチンの得点力を見せつけた試合なのですが、時折見せるディフェンスの脆さが気になります。 さらに、クレスポの怪我の具合が悪いようで、大会中に復帰出来ないそうです。少し不安が残りますが、控え選手の層が厚いので問題無いと思います。
私は両大会で、もちろんアルゼンチンを応援するつもりですが、U−20大会の日本も気になるチームです。アルゼンチンと当たらないことを願いながら両方を応援して行きたいです。
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2007年NBA優勝 |
ちょっと遅れてしまいましたが、14日(木)にNBAの優勝チームが決まりました ちなみにNBAの決勝は、東西2チームが4試合先取、最大7試合で優勝を決める形式です
今年はSan Antonio SpursがCleveland Cavaliersを4−0で下し、圧倒的な実力差を見せつけました さて、優勝チームのスパーズにはアルゼンチン人が二人います しかも試合に出ないただのベンチウォーマーでは無く、主力選手として活躍してくれました
Emanuel “manu” Ginobili(エマヌエル・“マヌ”・ジノービリ)は間違いなくアルゼンチンバスケ界史最高のプレイヤーであり、スパーズのスター選手の一人でもあります ちなみに彼の主な功績は: 2002年にバスケワールドカップ(以下WC)2位。そしてベストチームにも名を連ねた 2003年にはスパーズでNBAチャンピョン 2004年にはオリンピック金メダルおよびMVP 2005年には再度スパーズでNBA制覇、さらにオールスターズにも参加 2006年には残念ながらWCで4位止まりでしたが、ベストチームには入ることには成功 そして、今年2007年に三度目のNBA優勝
成績だけ見ますと、スーパースターと言われて当たり前に思えますが、個人的には無冠の帝王のパトリック・ユーイングや、チャールズ・バークレー以上の実力は無いと思いますので、少しメディアが持ち上げすぎだと感じます それでも素晴らしい選手であることは間違いないですね
もう一人のFabricio Obertoは今年初めてNBA優勝を経験したのですが、同じくアルゼンチン代表で金メダル、WC2位、さらに“マヌ”のようにヨーロッパのクラブチームで何度か優勝しています Obertoは、Ginobiliに比べるとどうしても色あせますが、スパーズのスタートメンバーであり、監督のグレッグ・ポポビッチも信頼を置くほどのセンターです 主役にはなれないが、無くてはならない脇役と言った所でしょうか
そして、オリンピック金メダルで分かるように、彼らの他にも良いプレイヤーはいます 基本的にヨーロッパでプレイする選手が多いのですが、何人かはNBAでも頑張っていました NBAは長らく観ていなかったので詳しいことは分かりませんが、それなりに活躍していたようです
さて、これほどの名選手達を世界に送り出しているアルゼンチンですが、バスケは一部地域でしか人気がありません 基本的にスポーツはサッカーと「それ以外」という認識なのが悔しいです それでも、ジノービリの出身地Bahia Blanca等ではバスケがサッカー以上に盛んであり、一応はプロリーグもあるだけマシなのかもしれません ですが、彼の世代を受け継ぐ人材が不足しているので、アルゼンチンバスケ界が一気に落ちる可能性があります
この偉業が伝説に終わってしまわないことを願うばかりですが、今は素直にこの二人を祝福したいです Felicidades, Manu! Felicidades, Oberto! Grande campeon!
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Caballero Argentino |
スペイン語にはCaballero(カバシェーロ)という言葉があります 元々は騎士と言う意味でしたが、現在では「紳士・男性」という意味も含まれています ナイトの階級は無くなりましたが、彼らの精神を持つ男性は無くなっていないということなのでしょう アルゼンチンではイタリア系移民が多かったこともあり、女性に優しいカバシェーロ精神を受け継ぐ男も多いと言われていましたが、10日の新聞記事はこう書いています
21世紀のカバシェーロ:(女性に)食事を奢らないが、道は譲る
この新聞記事は、ある広告会社が200人以上のアルゼンチン人男女を対象に取ったデータに基づいて書かれています 否定的な答えとしては次のようなものがあります
80%の男性が、女性が座る時にイスを近づけないと答え 50%の男が自動車のドアを開けないと答え、同数が段差を上り下りする時に手をさしのべないと答えた 38%だけが新しい服や髪型を誉めると認め 88%の男性は、女性の前で悪口を言う・言ったことがあると答えたが、20%の女性は紳士的パラメータを測る行為ではないと答えた レストランで食事する時はワリカン。30%の男性が、この行為は紳士的とは違うと答えた 78%の男性がバスや電車などで女性に席を譲ると答えたが、このことを肯定した女性はわずか45%である 個人的にはこれは理解の食い違いだと思います。自分の場合は、立っていて前の席が空いた場合は女性に譲りますが、座っている時は譲らないです。この辺りが混乱の元だと思います
紳士的な行いの答えは次の通りです 85%の男性が寒い時には自分の上着を貸すと答え 86%が重たい物を運んであげると答えた。このことに関しては、女性も100%男が運んでくれると答えました 女性に道を譲る、飲み物・料理も先ずは女性からという習慣はまだ失われていないようです
意外だったのが、70%の男性が女性を壁のほうに歩かせると答えたこと。これはまだ馬車が道を通る時代の習慣であり、車両側が汚れる危険性が高いために定着したそうです。今ではそれほどの必要性が無いのですが、まだ続いているのが興味深いです
同じ男性として少し弁解すると、あまり紳士的に接しすぎると変人・老人扱いされますし、収入が男性より上の女性もそれほど珍しくなくなったりと、昔ほど男性の立場が強くないことも関係していると思います それでもレディーファーストはまだ生きているようですし、パーセンテージを見るとまだまだカバシェーロも居るようですね
さて、これだけ書くと「ああ、やっぱり日本の男はダメ」と言う女性が出て来るかもしれません そういう方は是非、5月19日の新聞記事を読んで欲しいです
10人中7人の男性は家事を手伝わない
この記事では、ほぼ70%の男性が家事を手伝わないと答え、60%の女性が家事を行うと答えた この記事は2006年の統計を元に書かれおり、女性の社会進出の進む中、この問題は深刻だと言うことが書かれています
アルゼンチンのカバシェーロにも、こういう問題があるようです なので日本の女性も外国の男に夢を見る前に、もう少しだけ日本男児にチャンスを与えてほしいですね
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2007年選挙 |
一度怠け癖がつくと怖いもので、ここも気がつけば1ヶ月半も更新ストップとなってしまいました。 これからは心機一転して、最低でも週1は更新するように頑張ります。
さて、昨日は選挙日でしたので、今回はこの話をしてみたいと思います。
アルゼンチンと日本の選挙には色々な違いがあります。 一番の違いは、アルゼンチンでは選挙は義務であり、全国民−もちろん、高齢者等の例外があります−が投票しなければならないということです。 このため投票は日曜日に行われ、身分証明(日本の戸籍にあたります)の住所によって定められた施設(学校が使用される)で投票します。 そして、次の日にあたる月曜日は学校の掃除などのため休校となりますが、残念ながら社会人は休みにはなりません。 また、前日の夕方からイベントを行うことも違法となっており、酒類の販売も前夜から禁止されています。
こうして書くと厳しいように見えますが、実際のところは投票に行かなくても大した罰がありません。 ですが、数分間ですむ投票に行かない理由もあまり無いです。
投票の流れも日本と違います。 先ず本人確認等の手続きの後に封筒を渡されます。そして、Cuarto oscuro(暗室)と呼ばれる部屋(教室)へ入ります。もちろん、部屋が暗いわけでは無く、投票の決まりの一つの「秘密」を守る意味で「暗い」という言葉が使われるのです。ここへ投票者が一人で入り、投票を行うわけです。
さて、投票の方法ですが、ここも日本と違います。 アルゼンチンではBoleta(ボレータ)と呼ばれる各政党のパンフレットのような物を使用します。 下の画像が今回の投票で使用された物の一例です

つまり、自分が票を入れたい政党又は人物のボレータを封筒に入れるわけです。
最後に封筒を持って部屋を出、最初の手続きを行った場所に置いてある投票箱に入れます。 そして、身分証明に投票した証のハンコを押してもらって終了です。
今回はブエノス市長選でした。 この場合、50%以上の支持率が無ければ1・2位となった者同士で再投票となります。 1位はメディアの予想通りMacriでしたが、予想されていたよりも高い45%以上の支持率で勝利しました。 そして、注目の2位は現市長のTelermanを3%で上回りFilmusが23%で勝ち取りました。
再投票は24日に行われますが、この大きな差を埋めることが出来るのかは疑問に思います。個人的にはFilmusが負けを認めて再投票を行わないようにしてほしいのですが、どうやら24日にまた国民の義務を果たすことになりそうです。

今回は20枚以上のBoletaがありました ほとんどが社会党・労働党なのが興味深いです
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